Algernon Pharmaceuticals Inc.は、臨床試験段階の創薬に積極的に取り組むバイオ医薬品企業です。同社の治療領域は、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、慢性腎臓病(CKD)、炎症性腸疾患(IBD)、特発性肺線維症(IPF)、持続的な咳、およびCOVID-19に関連する急性肺損傷など、多岐にわたる困難な疾患を対象としており、主にカナダとオーストラリアで事業を展開しています。主力となる治験薬NP-120は、N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体グルタミン酸受容体拮抗薬として機能します。この化合物は、NMDA型サブユニット2B(Glu2NB)を特異的に標的とする一方で、小胞体ストレス時に発現が高まる重要なシャペロンタンパク質であるシグマ-1受容体の作動薬としても作用します。さらに、Algernonは、ヒト患者の虚血性脳卒中の治療に向けて、トリプタミン系のサイケデリック薬であるAP-188の開発も進めています。AP-188の脳卒中臨床研究プログラムを支援するため、同社はCharles River Laboratoriesと前臨床調査に関する提携を締結しています。2015年に設立された同社は、カナダのバンクーバーに本社を置いています。